隣の人はサイコパス?100人に1人いるサイコパスの生態

サイコパスは精神病質者。生まれつき、人の心を理解する能力が欠けており、自分にとって利益があることしかしない。また自分のどのような欲望でも何のためらいもなく、行動してしまう人だ。

「そんなやつ、人に嫌われるだろう」と思うかもしれない。しかし、サイコパスは誰よりも空気が読めて、人の心を操るのがバツグンに上手い。上司や先生に好かれたり、みんなのリーダーのような存在になったりすることもある。

「人の心はわからない」はずなのに、「空気や人の心を読むことが上手く、人を操れてしまう」のだ。

だからこそ意味がわからず、おそろしい。彼らは呼吸をするように自然と人の心を支配して、人を操っているという自覚もない。

サイコパスは日本だと100人に1~2人の割合でいるとされている。犯罪者だけではなく、普通に社会で生活している人もたくさんいる。

気づかぬうちにあなたの隣にいるかもしれない、サイコパスの生態を追ってみよう。

サイコパスを診断する7つの基準

サイコパスの医学的な診断名は「反社会性パーソナリティ障害」。

MRIでサイコパスの脳を調べると、感情をコントロールする「眼窩前頭皮質」や、情動や記憶をおもに司る「偏桃体」の活動が通常より低下していることがわかる。

つまりサイコパスは親や環境によるものでなく、生まれつき、衝動的で他者の感情が理解できない傾向があるのだ。しかしサイコパスが発症する要因はまだ明らかになっていない。

サイコパスかどうかを医学的に診断するとき、基準はおもに7つ。

  • 法律や決まりに従うことができない
  • 自分の利益のために人をだます
  • 衝動的で計画性がない
  • ささいなことで不機嫌になり、ときにはケンカや暴力に発展する
  • 自分や他人の安全を考えられない
  • 責任感がない
  • 良心によって自分を責めることがない

もちろん正確な判断のためには、より細かい検査や専門知識が必要だが、7つの項目から3つ以上当てはまるとサイコパスだと疑われる。

3つ以上当てはまるような人物、近くにいる気がしないだろうか。

巻き込まれたら危険!サイコパスの特徴

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危険なサイコパスは犯罪者のように目に見えてわかる人物だけではない。捕まらないレベルの悪いことを繰り返し、平然と社会で生きているのも危険なサイコパス。彼らは「向社会性サイコパス」と呼ばれる。

サイコパスにとって人の反応はオモチャと同じ

サイコパスは相手がどう思うかを本当に理解できないし、相手に反応して感情を起こしたりしない。他人に冷淡で、無関心だ。

自分より弱い立場だと認識した他人を平気で傷つけるようなことを言ったり、理由もなく嫌ったり、理不尽な要求をすることがある。

この行動の目的のひとつは、相手がどう反応するのかを見たいため。他人の反応は道具やオモチャと同じ。

普通の人であれば、どうしてあんなことをしたんだと思ったりもするが、サイコパスには「スイッチを押したらどう反応するのかを試してみた」程度のことであり、後悔も罪悪感もない。

「いつか変わってくれるだろう…」「もっと上の立場の人間から叱られたら、治るかもしれない」はムダなこと。いつまでも変わらないし、上の立場から責められたら、やり方を変えるだけ。良い方向に変わればいいが、他人にバレにくい陰湿なやり方を考え出すこともある。サイコパスのターゲットにはなりたくないものだ。

リスクや危険を求める

基本的にサイコパスは常に退屈しており、隙あらばリスクや危険など刺激を求める傾向がある。そのためチームでおこなう単調で長期な仕事は苦手。一匹狼を好み、バリバリ行動している人も、サイコパスの特徴のひとつ。

一人で動き、どのような状況にもひるむことがない、行動力のあるサイコパス。何も知らない人からは「憧れの存在」として見られることもあるだろう。

そんなサイコパスの実態は、イヤな仕事を他人に押し付け、まわりを騙すために息を吐くように嘘をつき、デキる人物を演出することもできる。嘘がバレる危険や後先のことを考えられず、すべて衝動で動く。

もし嘘がバレたり、まわりに疑いの目を向けられても焦ることはない。なにか問題が起こったとしても、また嘘を重ねたり、言葉巧みにその場を取り繕う。しかし失敗に終わると、逆ギレして理不尽な行動に走ることもある。

もちろん一人でバリバリ行動する人すべてがサイコパスというわけではないが、不用心に近づくのは危険だ。

自らの手を汚さずに人を支配する

サイコパスで最も危険なタイプ。人から褒められ、好かれるように動きながら、その裏では「自分が望む世界をどうやってつくるか」に情熱をかけている。他人はすべて道具やコマ。利用価値はないと判断すると、あっさりと切り捨てる。

このタイプの怖いところは、衝動を寸止めできるバランス能力と、保身のためのさじ加減がわかっていることだ。

すべて衝動のままに動くサイコパスは後先を考えず、いつかバレるような嘘も平気でするし、ときに批判されそうなこともする。非常にリスキーな存在であり、まわりに人が寄っていくことは少ない。

しかし、最も危険なサイコパスは適度に衝動を抑えることができる。リスクある衝動を抑えて、人々を引っ張っていくときに強い行動力(衝動)を出す。この力強さに騙されて信奉者が集まる。

上手く衝動を抑えながら、欲望を叶えるために長期的な作戦を練ったり、まわりを巻き込むことができるのだ。

自分の手を汚さずに、信奉者をつかって他人に危害を加えることも得意。信奉者になったり、被害者になったりしないように気をつけよう。

身近な人がサイコパスかもしれないときは?

サイコパスは犯罪をしないかぎり、自然にあなたの隣にいる可能性が高い。サイコパスは幼い頃から学習を繰り返し、人に好かれるような態度・しぐさ・言葉を知っている。あなたが一番憧れていて好きな友達さえ、可能性は捨てきれない。

違和感を認めよう

ステキな友達はみんなに好かれている。自分だけに秘密を教えてくれたり、相談すると欲しい言葉をくれて、すごく助かっている。

けれど違和感がある。「自分ばっかり相手に合わせている?」「なんだか一緒にいるとイヤなことばかり起きている気がする…」。平然とした顔で嘘をついたり、子どもでもないのに理由もなく人を悪く言ったりする。

普通なら怖いと感じるはずが、ステキな人フィルターがかかって見えないことがある。そして違和感を見過ごし、気づかぬうちにコントロールされていたり、信奉者になって他者を傷つけることも。

必要以上に人を疑ったり、怖がったりはしなくてもいいが、「違和感」は目をそらさずに認めよう。

逃げるが勝ち

サイコパスと出会ったのがバイト先ぐらいならいいが、就職活動に苦労してやっと入った憧れの会社で出会ってしまうと、すぐに逃げられない人が多い。そしてサイコパス上司からのひどいパワハラに耐えられず、精神を病んでしまう。

また新人の大半は仕事を覚えるのに必死だ。突然、上司から責められると、普通の人は「なにかやらかしたのか?」「自分が仕事できないのが悪いんだ」と思ってしまい、自信をどんどんなくしていく。そういった弱いところにサイコパスはつけこむ。

サイコパスに目をつけられたら、逃げるしかない。

サイコパスは何を伝えても反省しないし、道具やオモチャで遊ぶのと一緒の感覚で人を傷つける。普通の人がメンタル面で敵う相手ではない。逃げるが勝ち!

部署移動を申し出るか、転職するか。自分の心身を守るために早く行動することが賢明だ。


参考:まんがでわかる 隣のサイコパス (名越康文・著/カンゼン出版)

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