洒落怖 虫女


アメリカに住む夫婦が、新婚旅行先のパリで恐ろしい体験をしたという不気味な都市伝説。
(グロ注意。トラウマになるかもしれないため、自己責任で。)

虫女

アメリカに住む若い夫婦は、新婚旅行でパリに来ていた。

妻はパリで流行りのブランド店に入り、ドレスや服を試着したいという。夫は美しい妻がますますキレイになるのを楽しみにして、試着中、店の中で妻を待っていた。

しかし、どれほど時間が経っても、妻が試着室から出てこない。不思議に思った夫は店員に試着室の中を確認してほしいと頼んだ。

中を確認した店員がいうには、「誰もいない」らしい。
夫は店の中を探し、店員にも協力してもらったが、店のどこにも妻の姿はなかった。

もしかしてイタズラだろうか。自分をからかって、もうホテルに戻っているのではないか。夫はそう思ってホテルに行ったが、翌日になっても妻は帰ってこなかった。

夫は慌てて警察に通報し、妻の捜索が始まった。ニュース、新聞でも取り上げられ、妻の特徴もパリ市民に知らせた。

『背が高く、頬にあざがある、24歳アメリカ人女性』

パリ市民たちは協力してくれているようだったが、有効な目撃情報はひとつもなかった。誰にも聞いても『見たことがない』という。まるで本当に消えてしまったかのようであった。

3週間後、警察も捜査を打ち切った。警察の見解では、夫との結婚を後悔した妻が国外に逃げたのだろう、という話で終わったのだ。

夫はショックを受け、どんどん気力をなくしていき、6か月後、アメリカへと戻ってしまった。
それから1年の月日が経っても、夫は毎日悲しみにくれ、仕事を続けられるような状態ではなかった。
結婚後の資金としてため込んでいたお金をつかい、妻を探すようにあちこちの国へと出かけ始めた。

2年後…夫が見たものは

洒落怖 アメリカ 都市伝説

夫はフィリピンに旅立っていた。観光地に行くわけでもなく、適当に飛行機を降り、フィリピンの廃れた町の中をさまようように歩いた。

いつのまにか町の外れの方まで来ていて、ぼろぼろの古いテントを見つける。サーカスショーのような大きさで、派手な装飾はあるが、どれも傷み、今にも破けそうなテントだ。

夫はなんとなく、今もやっているのだろうかと気になり、テントに近づいた。テントの看板には『化け物ショー』と書かれていた。普通なら入りたいと思わないはずが、夫はなぜか引き込まれるようにテントの中へ入っていった。

テントの中には、人間ひとり分が入れるような檻がたくさん並んでいた。檻はどれもさび付いていて、さび以外の色をした何かも付着し、汚れている。

檻の中の化け物たちは、どれも人間のようなかたちをしておらず、動物にも当てはまらない。不可解な怪物たちは動物のようなうめき声をあげていた。

見てはいけないものを見てしまったのではないか。サーカスの主催者はいったい、何を考えているんだ。

夫は怖くなり、吐き気もこみあげてきて、テントから出ようとした。
出口に向かうとき、注目!と大きく書かれている案内板が目に入った。その下に大きな檻が置かれている。

檻の中で、腕や足がなく、女のような胴体と頭がゆらゆらとのたうち回っていた。

檻のプレートには『虫女』

女の顔は切り刻まれ、縫い跡がたくさんあった。口にも糸が縫い付けられ、くぐもったような声を出しす。女は夫をじっと見つめ、夫もなぜか目を離せない。女が涙を流し、涙の跡をたどっていくと。
頬のあざを見つけ、夫は泣き叫んだ。

参考:SCARY FOR KIDS

*これは都市伝説です。フィリピンに化け物ショーがあるという事実はありません。

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