時間通りに来るな!?各国の変わった文化・慣習10選

日本では普通の、満員電車に人を押し込む駅員や、ラーメンをすする音は海外の記事で「変わった文化」として紹介されていたりする。
こちらでは当たり前のものが、世界で見るとおかしなこともある。というように、日本人の常識をこわす文化を10コ知ろう!

1.イワシの埋葬―スペイン

世界の驚く文化①スペイン
Credit:Zigzag Images / Alamy

食べないで埋葬するの?

スペインのテネリフェ島では15日間のカーニバルをした最後、灰の水曜日と呼ばれる日にイワシを埋葬する。
イワシは発泡スチロールでできた棺に入れられ、喪服を着た人たちに送り出される。

この伝統が始まったのは、18世紀、スペイン国王カルロス3世がカーニバルの最後にイワシをふるまおうとしたところ、イワシが腐っており、イワシを埋めたことが起源だとする説。または、イワシは祭りの「過剰」「ぜいたく」の象徴だと考えられ、埋葬するようになった説などがある。

2.死体と踊る―マダガスカル

世界の文化・慣習・マダガスカル
引用:https://vimeo.com/36292732

マダガスカルでは夏の7月~9月に、7年に1回、「ファマディハナ」という儀式がある。

家族や親族が先祖の遺体を墓の下から堀り出し、古い服を脱がせて、新しい絹の布でまき、一緒に話をしたり踊ったりする。

「死者を敬う儀式」であり、この日のために、遠くの親族も含めて全員が集まる。

マダガスカルでは、遺体は先祖でも生者としても扱わず、ファマディハナをおこなうことで、新しい世界に属する「先祖」になると信じられているからだ。

3.時間通りに来るな!―ベネズエラ

世界の文化・慣習 ベネズエラ

日本人は10分前行動が当たり前。遅刻した人は「だらしない」とか「責任感がない」などと批判される。

だが、ベネズエラでは時間通りに来る人こそ失礼。
「あまりにどん欲だ」と軽蔑される。ベネズエラ人と約束をするときは、少なくとも15分は遅れて行こう!

なお、日本で「ベネズエラは時間通りに来ると失礼なんだぜ」といって遅刻するのはやめておけ。友達が減る。

4.赤ちゃんジャンプ!―スペイン

世界の文化・スペイン・赤ちゃんジャンプ
Credit: Nick Gammon / Alamy

寝ている赤ちゃんを飛び越えるなんてできる?

スペインのカスティーリョデムルシア村では、毎年、赤ちゃんジャンプがおこなわれる。

公共の通りの道に布団をしき、カーニバル中や前年に生まれた赤ちゃんを寝かせる。
悪魔を模した黄色い服を着た男性が、走り幅跳びのように赤ちゃんたちの上を飛び越えるというもの。
1600年代から始まった伝統であり、「赤ちゃんたちから悪魔を遠ざけるため」だとされる。

5.死者のために指を切断―インドネシア

世界の文化・慣習 インドネシア

家族が死ぬときは悲しい。心が痛い。
インドネシアのダニ族は、心の痛みを体で表現する。

家族が亡くなったとき、ダニ族の女性は指の一部を切り落とすのだ。
「祖先の幽霊にしっかり悲しみを伝えて、満足してもらうため」だという。
なぜ男性はおこなわないのだろうか。

6.動物占いのため休日―アメリカ

引用:Wikipedia

アメリカには毎年2月2日、グラウンドホッグ・デーと呼ばれる日がある。
グラウンドホッグという動物で、春の訪れを占う日だ。

グラウンドホッグは冬眠から目が覚めて外に出たとき、自分の影を見るとびっくりして巣に戻ってしまう。グラウンドホッグが巣に戻れば、春になるまで6週間はかかり、グラウンドホッグが外でそのまま過ごせば、春はすぐそこだという。

野生のグラウンドホッグではなく、クラブ会員が管理するグラウンドホッグをつかって占う。クラブ会員はなぜか黒いスーツに黒い帽子とずっと決まっている。ものめずらしさや、春の訪れを願うアメリカ人が毎年2万人以上集まるらしい。

7.弾丸アリにたえてこそ「漢」―ブラジル

世界の文化・慣習 ブラジル
引用: makingmythstakes

ブラジルのSatere Mawe族の少年たちは13歳になると、こちらでいう成人男性の扱いになるが、ある儀式を通らないといけない。

儀式につかわれるのは、噛まれるとハチの30倍痛い!という弾丸アリ。

少年たちはジャングルに入って、弾丸アリをたくさん捕まえ、村に持ち帰る。弾丸アリはハーブで眠らされ、手袋の中に縫い込まれる。

手袋の中でアリたちが動き出したとき、儀式が始まる。大人たちは伝統的な音楽を奏で、少年たちは弾丸アリがいる手袋の中に10分間も手をつっこむ。もちろん撃たれたような痛みが何度も手を襲う。

さらに1回だけではない…。
この苦行を計20回もおこなって初めて、男として認められる。

8.一番おかしな顔をした人が優勝!―イギリス

世界の文化・慣習・イギリス

イギリスの田舎で1267年以降、ずっとおこなわれている変な大会。参加者のなかで、最もおかしく、ちょっとグロテスクともいえるような変顔をした人が優勝する。

バカげていると思うかもしれないが、選手たちは本気だ。
この大会で4回優勝したピーター・ジャックマンは、本気の変顔をするために歯を抜いた!

9.ガチョウで強さを示す―スペイン

世界の文化・慣習 スペイン

動物は求愛ダンスや体を大きく見せることで、強さを表し、メスを誘惑する。そんな動物的な文化が、スペインの祭りでおこなわれる。

港の上にロープで、死んだガチョウを逆さにつるす。
ボートでガチョウの近くまで来た男性は、ボートからジャンプし、ガチョウの首あたりをつかむ。そして自分の腕力や体重をつかって、ガチョウを力づくで引き抜き、町の若い女性に自分の男らしさや強さを証明する。

10.新生児を段ボール箱で寝かせる―フィンランド

世界の文化・慣習 フィンランド
引用:GRUNGE

フィンランドでは妊娠の届けを出すと、政府から約50種類の育児用品や服が入った箱が届く。
「フィニッシュベイビーボックス」と呼ばれる段ボール箱だ。

この伝統は約80年続いているが、ずっと変わらないのは外側の段ボール箱。

フィニッシュベビーボックスにはマットレスがついていて、そのマットレスを段ボールの底にしくと、ちょうどよいベビーベッドの出来上がり。母親は短期間、フィニッシュベビーボックスに赤ちゃんを寝かせる。

赤ちゃんを段ボールに寝かせるのか?と日本人なら、不謹慎に思うかもしれない。
けれど、フィンランドでは段ボールに寝かせることに重要な意味がある。
「フィンランドの子どもはみんな、出身もどんな背景でも関係なく、平等に人生が始まる」ことをあらわしている。


参考 GRUNGEGIST OF THE DAYOotalah
PEACE DAYculture tripScoopwhoopEuro traveller  など

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