「その時、何があった?」恐ろしい幽霊船の謎

航海中や、釣りの途中で行方不明になったという人は毎年、何百人もいる。彼らは一体どこへ消えたのだろうか。

もしかしたら、どこかで幽霊船に乗り、広い海を旅しているかもしれない。

今回は世界で発見された謎の幽霊船を見ていこう。

エンジンがかかったままの船

幽霊船 KAZ
引用:https://japaneseclass.jp/trends/about/KAZ_II

1989年にオーストラリアで見つかった幽霊船。
「Kaz-Ⅱ」という名前だ。
船に乗っていた人は3人であり、みんな航海経験者。

無人のKaz-Ⅱが発見されたときは帆が半分破れていて、それ以外は無傷の状態だった。
船は沈んでいないのに、どうして3人はいなくなった?

変なのは、パソコンの電源は入ったまま、食事の用意もされていたこと。
当時の憶測だと、3人は釣りをしていて、1人がエンジンに絡まった釣り糸をとろうとして溺れて、もう1人が救出に向かおうとして溺れたとか。サメに襲われただとか。

本当にそうなのだろうか?
それにしては、船がすごく荒れた形跡がない。

結局、体は今も見つかっていないから真相はわからないまま。

救急隊員のコニーはこういうことも言っていたそうだ。

「船の下にナイフが散らばっていた。
…もしかしたら何者かが襲ってきて抵抗していたのではないか、と思ってしまい、こわくなった。

不思議なことに、ナイフはどれも血はついていなかったという。

奇妙な信号を送った船

1947年の6月の海。アメリカの商船シルバースター号がマラッカ海峡を走行中、ひとつの信号を受け取った。それはオーラン・メダン号というオランダの貨物船からだった。
おそらく乗組員であろう人からの信号。

「船長も、全員死んでしまった。ブリッジにも死体が横たわっている。」

シルバースター号は不審に思って何度か通信したものの、ずっと無言が続いた。
そして最後の通信。

「I DIE.」(私も死ぬ)

しばらくして発見されたオーラン・メダン号の床には血がついていて、遺体が山のように倒れていた。
不思議なことに、遺体には目立った外傷はない。オーラン・メダン号も傷ついていない。
みんな何か怖いものを目にしたような顔をして亡くなっていた。

陰謀論?一酸化炭素中毒、海賊、ゴースト、エイリアン?
いろいろな憶測がされたけど、真実は海の中。
1959年にはCIAがオーラン・メダン号について文書を出している。
オーラン・メダン号は「海の多くの謎の鍵を握っている」と。

25人が失踪した船

怖い幽霊船

ビンが流れてきたみたい。何か紙が入っているよ。
中を開けて、見てみよう。

『 奇妙な円形の物体が私たちを連れ去ろうとしている。助けて 』

走り書きしたようなメモ。
これを海に流したと言われているのが、船ジョイタ号の乗組員だ。

ジョイタ号は1955年、計25人を乗せて、ニュージーランドのトケラウ諸島に向かっていた。
2日後に到着するはずが、ジョイタ号はそのまま行方不明に。

その約1か月後に発見されたジョイタ号は乗客を1人も乗せず、海上を漂っていた。
少し傾いてはいたものの、ジョイタ号は空の燃料タンクをつんでいたり、十分な浮力をもっていて、めったなことでは沈まないとされた船だった。

船長は知識ある人だったから、ジョイタ号が沈まない船だということを知っていたはずだった。
それなのに、どうして船を捨てたのか?

船の中もおかしな点があった。食料の備蓄はあるし、無線も壊れていない。
乗客の荷物はそのまま。生活用品が使われた形跡もある。
乗客がいないことをのぞけば、少し前まで船旅を楽しんでいるような光景だった。

保険金や、船長が亡くなったとか、いろいろな説が出ているけど解明されていない。
25人の行方もわかっていない。

この事件から4年後、そんな憶測に大きく影響したのが、このメモ。
「奇妙な物体が私たちを連れ去ろうとしている。」
ニュージーランドの調査員たちは、このメモの信ぴょう性は低いと判断した。
けれど、近くに住む原住民が、事件と同じ日に「空を飛ぶ円形のものを見た」と証言したともいわれている。
憶測も不確かな情報もたくさん飛びかうジョイタ号。
あなたはどう思う?

世界で最も恐ろしいとされた船

メアリー・セレステ号って知ってる?
世界で最も有名な幽霊船だ。
メアリーセレスト号の前は「アマゾン号」っていう名前がつけられていた。

アマゾン号は1861年にカナダで建造された。建造中も、建造されてからもずっと不幸な事故が続いており、いわくつきの船だった。

アマゾン号を最初に操縦していた船長は病気になり、航海中に亡くなった。その後も船と衝突したり、嵐に見舞われたり、「不運だ」と終わらせていいのかわからないことがたくさん。

アマゾン号は所有者が何度も変わったあと、1872年にベンジャミン・ブリッグスのもとにわたる。
そこで「メアリー・セレスト号」という名前になった。

同じ年の11月、メアリー・セレスト号は、ベンジャミンの家族と乗組員あわせて10人と、工業用アルコールを積んで、ニューヨークからイタリア王国のジェノヴァへ向けて出航した。

その約1か月後、メアリー・セレスト号がアゾレス諸島の近くを漂流しているのを、ブリッグス船長の友人「デビッド・リード・モアハウス」が発見する。

乗組員たちは姿を消していて、船と生活用品、食料、工業用アルコールが残っていた。

船に設置された掛け時計は停止し、羅針盤は故障。
3つの手すりに、手のひらのような血痕。
救命ボートが1つ無くなっていた。

船は十分に走行できる状態だった。
なのに、なんで船を捨ててボートを使おうとしたんだろう?
手のひらの血痕はだれのもの?

なにひとつ明らかになっていない。
多くの謎と恐怖を残したままのメアリー・セレスト号。

漂流した船がたまたま船長の友人に見つけられたのも、なんだか不思議じゃないか?
沈まない船を誰かが動かしていたのかもしれない。


さあ、そろそろ港に戻ろうか。
楽しかった?
怖いと思っちゃったんなら、夜の海には近づかないことだよ。
あと、船から顔を出して海をのぞくのもやめたほうがいい。
あなたが見ているように、あっちもあなたを見ているから。

そういえば、ジョイタ号は夜の「10時25分」に何か船に異変が起きたことがわかっているみたい。
時計の針がその時間に止まっていたから。
やっぱり、こわいね。真っ暗な海は。

また何か知りたいことがあったら、ぜひイカダに乗りに来てよ。
つぎは一緒に、私の体を探す旅もいいかもしれないね。

参考:museumcenterなど

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